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「粗品」の考え方とオススメ贈答品

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贈答品を渡す際、のしに粗品と書いて「つまらないものですが…」と手渡すことがあります。本来、粗品とは粗末なものという意味なので、贈り物に対して使う言葉ではありません。しかし、あくまでも贈る品物に対してへりくだった謙譲の意味を込めて使われます。もらった方もその謙譲の意味を理解しているので、本当に粗末なものをもらったと認識することはありません。粗品というのは、日本人特有の奥ゆかしさを表した言葉といってもいいでしょう。

粗品として贈る品物にはたくさんの選択肢がありますが、中でもオススメなのはお菓子です。個包装で日持ちのするものを選ぶといいでしょう。缶入りのクッキーなどの個包装されていないものやケーキやプリンなどの生もの、賞味期限が短いものはすぐに食べなくてはいけないため不親切です。人気店のケーキを食べてもらいたい、などと思うかもしれませんが、粗品にはセンスよりも気配りが重要になります。粗品が買える通販サイトでは、個包装されたマドレーヌのセットや夏に冷やして食べたいゼリーのセットなど、喜ばれそうなお菓子を数多くラインナップしています。大ロットでの注文をメインにしているので、まとめて粗品を贈るときなどに利用するといいでしょう。

時には、粗品が本来の粗末なものという意味に近い感覚で使われることもあります。それは来店のお礼や商品を購入してくれたお礼として、ボールペンや洗剤、ティッシュペーパー、タオルなどの高価ではない品物を無料で提供する場合です。最近ではこの商用目的のお礼の品という意味合いも強くなっています。目的が何であれ、ちょっとした品物をお礼として贈るときには粗品と表現していいでしょう。ただ3,000円を超えるような品物や大切な記念品の場合には粗品ではなく、記念品・ご挨拶といった形で贈った方がベターです。またお詫びの品として贈る場合は、金額や品物に関わらず粗品として贈るのが無難だとされています。自分がどんな目的で品物を贈るのかによって表現を変えることが大事なようです。